TGSW2016

Tsukuba Global Science Week 2016

~Innovation and Collaboration among Industry, Government and University~

1. 目的

急速にグローバル化が進み、想像以上のスピードで激変する世界情勢の中で、国際社会は「地球規模課題」に対する解決策を渇望している。その一方で、災害被災地に代表される各地域社会もそれぞれの問題を抱えている。このような、様々なレベルの社会の要請に対して、筑波大学では、多岐にわたる学術分野の最先端の研究成果を共有し、より良い未来を実現するために何ができるかを議論する場として、筑波研究学園都市においてTsukuba Global Science Week (TGSW)を開催している。TGSWには、本学だけでなく、世界各国から、ベテランから若手まで幅広い層の研究者や大学院生が参加する。多岐にわたる領域を専門的に議論するだけでなく、筑波研究学園都市に一堂に会することで、国内外の異分野交流を促進している。

筑波研究学園都市は、国の試験研究機関等を計画的に移転することにより、高水準の研究と教育を行うための拠点を形成することを目的に国家プロジェクトとして建設された。Tsukubaからノーベル賞受賞者も生まれるなど、研究機関等の集積をいかした世界的な科学技術拠点都市としての実績を着実に積み重ね、現在では2万人を超える研究者を有する我が国最大のサイエンスシティとなった。

TGSWは、世界の英知を筑波研究学園都市に結集し、国を超え、研究領域を超えて議論をすることで、国際的な連携ネットワークの構築を図るとともに、高い研究レベルに裏付けされた「知の創造」を行い、Tsukubaの地から世界に向けて「地球規模課題」の解決策を発信していくことを目的とする。

2. 開催期間及び会場

開催期間:平成28年9月17日(土)~19日(月)
会  場:つくば国際会議場

3. 沿革

TGSWは、2012年度に、医学医療系Human Biology Program(HBP)単独のイベントとして実施されたが、翌年(2013年度)は、開学40周年を機に全学的な催事として生まれ変わり、医学に加え、生命科学、化学、教育、情報科学、人文社会科学、スポーツ科学、芸術学等の学術セッションを中心に、世界11か国、30機関から100名近い発表者と、600名を超す来場者を迎えて実施された。過去最大規模となった昨年(2015年度)は、全34セッション、世界25ヶ国、90機関から200名近い発表者と、1200名を超す来場者を迎え、『TSUKUBA宣言』の発表とともに盛況のうちに幕を閉じた。

4. メインテーマ:産官学連携とイノベーション

社会貢献、外部資金獲得、国際的レピュテーションの強化への多面的な要請の高まりから、従来から独立性の高かった大学にとっても、産業界及び政府系の研究機関といかに連携し、そしてシナジーを高めていくかは喫緊の課題となった。7回目の開催となる今回は、「産官学連携とイノベーション」を全体テーマに据え、産官学界から有識者を招き、オープンイノベーション、次世代の都市交通、起業家教育、クラウドファンディング等を扱う分科会を実施する予定である。